10. サブドメインにトラッキングタグが入っておらず、本体サイトと計測が分断している
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| カテゴリー | 計測 |
| 対象 | サイト全般 |
| セグメント | 共通 |
| 重要度 | 高 |
| 対応コスト | 高 |
課題の概要
本体サイト(jilla.or.jp)にはGTMとGA4が設置されていますが、入会申込フォームのドメイン(dynamic.jilla.or.jp)と会員マイページのドメイン(my.jilla.or.jp)にはトラッキングタグが一切設置されていません。利用者の行動データがドメインの境界で途切れているため、入会ファネル全体や会員のサイト内行動を計測上ひと続きで把握できない状態です。本サイトの最重要導線である「検索(または広告、SNSなど)→流入→入会フォーム→申込完了」と「ログイン→マイページ内回遊」が、計測の観点で分断されています。
根拠
- 本体jilla.or.jpにはGTMとGA4が設置済みです
- リダイレクト先である入会フォーム(dynamic.jilla.or.jp/application)には、GTM・GA4のいずれも設置されていません。フォームの入力要素には計測用のdata-gtm-event-click属性が付与済みですが、それを拾うGTMがないため機能していません(課題9)
- 会員マイページ(my.jilla.or.jp)にも同様にトラッキングタグが設置されていません
- 入会フォーム上の操作(フォーム入力、送信ボタン)、マイページ内の各種操作(会員情報更新、アートファイル登録、弁護士相談・慶弔見舞金・退会届のダウンロードなど)はいずれも計測対象外となっています
影響
新規会員獲得の効果測定が成立しません。広告経由でトップに到達した利用者が入会フォームに進んだ後の挙動(どこで離脱したか、完了率はどうか、流入元別の歩留まりはどうか)を一切把握できません。マイページ側についても、どの会員向けサービスが実際に利用されているか、どこで利用者が躓いているかが計測できず、サービス改善の優先順位を立てる根拠が不在の状態が続きます。
改善の方向性
3ドメインを横断して計測できる設計に切り替えます。具体的には、dynamic.jilla.or.jpとmy.jilla.or.jpの双方にGTMを設置し、本体と同じGA4プロパティに送信します。クロスドメイン計測の設定もあわせて行い、本体→入会フォーム、本体→マイページの遷移が同一セッションとして集計されるようにします。マイページ側では各申請ボタン・ダウンロードボタンへのイベント計測も組み込み、会員サービスの利用実態が見えるようにします。CVの定義・設定(課題9)とセットで進めます。
関連する改善提案
本課題は提案1. 計測基盤の整備で、関連する課題とあわせて横断的に扱っています。