1. 一覧ページの作品情報がJavaScript描画に依存し、生HTMLに含まれていない
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| カテゴリー | 流入 |
| 対象 | サイト全般 |
| セグメント | 共通 |
| 重要度 | 高 |
| 対応コスト | 高 |
課題の概要
カテゴリ一覧・タグページ・作家ページに並ぶ作品サムネイルは、ページを開いた直後のHTMLに画像URLや作品名・作家名が含まれず、JavaScript(Vue.js)が動作してから初めて描画される設計になっています。人間の閲覧者には問題なく表示されますが、検索エンジンやSNSなどの機械的な読み取りに対しては「作品が存在しないページ」として扱われる可能性があり、作品を見つけてもらうというサイトの根本目的に影響しています。
根拠
- カテゴリ一覧(/category/[X])、タグページ(/tag/[X])、作家ページ(/member/[ID])のいずれも、ページを開いた直後のHTMLに作品の画像URL・作品名・作家名が含まれていません
- Googleの主要クローラーはJavaScriptを実行できますが、画像検索結果への登録の即時性、SNSやチャットツールでのプレビュー画像の生成、JavaScriptを実行しないクローラーからの読み取りでは、描画前のHTMLが参照されます
- なお作品単体ページ(/detail/[ID])は静的HTMLに作品名・画像・titleが含まれており、本課題の対象外です
影響
イラストを探す手段として比重の大きい画像検索において、一覧ページ上の作品が発見されにくい構造になっています。AI検索や各種サービスのプレビューなど、JavaScriptを実行せずにページを読み取る経路が増えている中で、Galleryの中核コンテンツである作品群がそうした経路から見えません。「発注者がクリエイターを見つける」というサイトの価値が損なわれる可能性があります。
改善の方向性
一覧ページの作品情報(画像、作品名、作家名)を、サーバー側で生成したHTMLに含めて返す方式(サーバーサイドレンダリングまたは事前レンダリング)への切り替えを検討します。全面的な切り替えのコストが大きい場合は、アクセスの多いカテゴリ一覧と作家ページから優先的に対応する段階的な進め方もあります。作品単体ページはすでに静的HTMLとして整備されているため、一覧からの遷移設計の見直し(課題3)とあわせて対応することで、作品の発見性を入口から出口まで一貫して改善できます。
関連する改善提案
本課題は提案4. Galleryの送客・回遊の再設計で、関連する課題とあわせて横断的に扱っています。